情報公開
本事業は文部科学省が2021年度より行う「専修学校による地域産業中核的人材養成事業」(専門学校と高等学校の有機的連携プログラムの開発・実証)において、「Withコロナ/人生100年新時代における歯科衛生士養成専門学校と高等学校の有機的連携プログラムの開発・実証事業」の委託を受け、福岡歯科衛生専門学校が運営するものである。
歯科衛生士は歯科医師とともに、むし歯と歯周病に代表される歯科疾患の予防や治療の担い手である。最新の研究では、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染リスクにも口腔細菌が関係することが発表されており、口腔と全身の健康は密接な関係にあり、健康長寿の実現には口腔の衛生管理が極めて重要である。歯科衛生士は口腔健康管理を主体的に実施する専門職で、Withコロナ/人生100年新時代におけるエッセンシャルワーカーである。一方、全国の歯科衛生士養成校への求人倍率は平均約20倍であり、同じ医療職である看護師の求人倍率2.3倍と比べて非常に高い。「経済財政運営と改革の基本方針2021」には人材確保の必要性が指摘されている。このように歯科衛生士は慢性的に不足した状況であるが、全国の養成校の約60%は入学定員を満たしておらず、この状況が続いているのは、歯科衛生士の社会的認知度が低く、業務内容を正確に認知されていないためと推察される。
本事業では、歯科衛生士の業務内容やその魅力を、高等学校、行政、業界団体と連携して広く社会に普及させ、高校生の歯・口の健康づくりとキャリア意識の向上をテーマにプログラムの開発と実証を行い、地域口腔保健の中核を担う人材を育成することを目的とする。
本報告書は2021年10月25日から2022年3月15日までの約5ヶ月の報告書となる。
本報告書は2022年7月4日から2023年3月1日までの約8ヵ月の報告書となる。
本報告書は2023年6月21日から2024年3月1日までの約8ヵ月の報告書となる。