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国家試験・就職

職業実践専門課程・教育訓練給付金制度

職業実践専門課程について

(1) 文部科学大臣の認定

公益社団法人福岡県歯科医師会立 福岡歯科衛生専門学校 歯科衛生士科は、企業等と密接に連携して、最新の実務の知識・技術・技能を身につけられる実践的な職業教育に取り組む学科として文部科学大臣より「職業実践専門課程」の認定を受けました。(令和5年3月27日付け)


(2) 認定されている学科の特徴

  1. 企業等が参画する「教育課程等編成委員会」を設置してカリキュラムを編成している
  2. 企業等と連携して、演習・実習等の授業を実施している
  3. 企業等と連携して最新の実務や指導力を習得するための教員研修を実施している
  4. 企業等が参画して学校評価を実施している
  5. 学校のカリキュラムや教職員等についてホームページで情報提供している

(3) 認定学科

歯科衛生士専門課程 歯科衛生士科



(4) 企業との連携状況

大学病院(歯科)実習

わたしたち54期生は戴帽式を無事に終え、9月から約3カ月に及ぶ大学病院での実習が始まりました。

臨床の場での実習は初めてで、今まで学んできたこと以上の知識や技術が多く不安なこともあり最初はとまどいましたが、実習を重ねていくたびに理解が深まり意欲的に取り組むことができました。

また、歯科医師や歯科衛生士の方がわかりやすく丁寧に教えてくださり、校内での講義や実習で得た知識や技術と結びつけて理解することができました。患者さんが安心して治療を受けられるように、患者さんの目線に合わせた対応が大切だと実感しました。

今回の実習を通して、学んだ多くのことを今後の学校生活に生かし、立派な歯科衛生士になれるよう頑張ります。(2年生)

特別支援学校実習

私たちは、特別支援学校にてブラッシング指導をさせていただきました。事前に障害の特徴や接し方を勉強した上で、どのような言葉遣い、媒体の使い方をすれば伝えられるかを考え練習したものの、歯磨きやうがいをする上で大切なことをきちんと伝えられるのか不安を抱えていました。

教室に入りブラッシング指導を始めると、最初はお互いに緊張していましたが、だんだん元気良く発表してくれたり一緒にブラッシングの練習をしているうちに、不安を忘れ一生懸命指導をすることができました。 授業や事前に勉強していましたが、実際に接してみてそれぞれの生徒に個性があり、教科書では学ぶことのできない体験ができました。

今回の実習を通して、うがいの練習が上手くできていた子や自分で歯ブラシを握ることができない子、さまざまな特徴の子がいて、その子に合った指導をすることが大切だと学びました。(2年生)

小学校集団口腔衛生指導実習

小学校集団口腔衛生指導を通して様々なことを学ぶことができました。限られた時間の中で実習に向けて、班全員で協力し一から媒体やシナリオを作成しました。話すスピードや声の大きさ、小学生に伝わりやすい言葉の表現などを班全員で意見を出し合い、何度も練習を重ねて納得のいくものを作り上げることができました。実際の指導では、児童の反応が様々で戸惑うことも多く、時間配分や媒体の見せ方など沢山反省点もありました。しかし、毎日の反省会で改善点を話し合い、指導中に予想外のことが起きても対応ができるようになりました。日に日に自信も付いてきて、より良い指導を行うことができました。今回の実習で学んだことを今後に活かしていきたいと思います。(3年生)

高齢者施設実習

高齢者施設での実習では、利用者の方の口腔ケアをさせていただきました。

口腔ケアの実施に関して、1番気をつけたことは、誤嚥性肺炎の予防です。高齢者の方にとって、肺炎は命に関わる病気であるため、緊張感を持って口腔ケアをさせていただきました。私が担当させていただいた方は、口唇過敏が強く開口保持ができず、上手にケア出来ませんでした。その時に、歯科衛生士の方に、粘膜マッサージや声掛けの大切さ、清掃用具の使い方を教えていただき、自分がケアをすることで精一杯になってしまい、利用者の方の様子まで気を配れていないことに気づきました。

無理に口腔ケアをさせるのではなく、利用者さんとの信頼関係を築きつつ口腔ケアをすることを第一に考えることが大切だと感じました。(3年生)

就労支援施設実習

私は、就労支援施設実習で障がいのある方にブラッシング指導をさせていただきました。コロナ禍ということもあり、直接お口の中を磨きながら指導することができませんでしたが、顎模型やチャートを使い解りやすく伝えることを心掛けました。私が担当した方は、とても恥ずかしがりの方で、初めのうちは質問にも答えられない程でしたが、音楽やテレビの話でコミュニケーションをとると、だんだん心を開いてくれブラッシングの練習も一緒に行うことができました。今回の実習で、患者さん一人ひとりに合った対応と知識が大切だと実感しました。この実習を活かし、これからはさまざまな患者さんに対応できる歯科衛生士を目指したいと思います。(3年生)

一般歯科診療所実習

私は一般歯科実習に行かせていただき、患者さんや歯科医院で働くスタッフの方とのコミュニケーションが大切だと感じました。診療の補助や器具、治療の流れについて先生や歯科衛生士の方が丁寧に教えてくださり、教科書だけではわからないことを実際に見て学ぶことができました。実習では、治療の補助についたり、口腔清掃を行ったり、レントゲンの位置づけを行うなど、さまざまなことを体験させていただき、とても充実していました。今回の実習で学んだことを活かし、患者さんの不安に寄り添える立派な歯科衛生士になれるよう頑張ります。(3年生)

小児歯科診療所実習

私は小児歯科に行かせていただきました。そこでコミュニケーションの大切さ、歯科衛生士の大変さ、重要性を感じました。自分からたくさんのことを話してくれる子もいれば、治療を受け入れてくれず泣いてしまう子もたくさんいました。そんな子達をやる気にさせ、最後まで治療に協力してもらえるよう声掛けをされている歯科衛生士を見て、言葉の力の凄さを感じました。また、子どもと接すること、一人ひとりの口腔内の変化について気づき知っていくことはとても楽しかったです。様々なことを学ぶことができ貴重な経験になりました。(3年生)

矯正歯科診療所実習

授業を受けたことで矯正歯科について興味が湧き、実際に矯正治療で使用する器具や装置を触れて理解したいと思い、矯正歯科診療所での実習を希望しました。初めは分からないことも多かったですが、実際に目で見て体験させていただくことで矯正治療における歯科衛生士の役割を知ることができました。また、分からないところは先生や歯科衛生士の方々が詳しく教えてくださいました。実習を通し、歯科衛生士さんが患者さん一人ひとりに寄り添う姿がとても印象に残りました。私も多くの知識を身につけて、患者さん一人ひとりに寄り添える歯科衛生士になれるよう努力を惜しまず頑張っていきたいです。(3年生)


(5) 「職業実践専門課程」の詳細については、文部科学省のホームページをご覧ください


教育訓練給付金制度について

教育訓練給付制度(専門実践教育訓練)の講座指定を受けています。
「教育訓練給付制度」の詳細については、
厚生労働省のホームページをご覧ください


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