昨今の歯科医療を取り巻く環境の変化に対応するため、充実したカリキュラムを設けています。優れた講師陣、最新の設備を兼ね備え、これからの歯科医療に対応できる優れた人材の育成を目指しています。
現代は情報を物質・エネルギーにつぐ第三の資源として認識し活動する情報社会と言えます。そこで本校でも、情報処理の主役であるコンピュータの基本操作方法を習得するために、本科目を取り入れました。さらに、歯科医院では必須のレセプト業務にも対応できるよう、きめの細かい指導を行っております。
どんなに科学が進歩しても、医療は人と人とのつながりです。小さな子供から、お年寄りまで、様々な年齢層の方と接する仕事であるため、接遇マナーをはじめとしたコミュニケーション能力の向上が大切になってきます。本科目では、社会人として必要な基本資質やマナーを学ぶ事で、医療人として重要な知識・技術に続く、態度の充実をはかっていきます。
少子高齢化が進む社会情勢の中で、高齢者に対する医療と介護が見直されてきています。なかでも、口腔ケアという言葉に代表されるように、健康の維持管理が重視されるようになってきて、歯科衛生士はその重要な役割を担っていくことになります。本校では、そういう社会のニーズに対応するために、高齢者の口腔と健康に関する理解を深め、歯科医療や摂食嚥下リハビリテーションにおける、歯科衛生士としての対処方法を学んでいきます。
ボランティアとひと言で言っても、いろいろな意味があります。本科目ではその概念を理解することから始まり、自分たちに何ができるかを一緒に考え、更には校外に出て実際に活動をしていきます。
最近では、歯科疾患の予防方法の一つとして、食生活の改善があげられています。この食生活の改善を必要とする方に対して、これからの歯科衛生士は、系統的かつ科学的な指導ができるようにならなければなりません。本科目では、その裏付けとなる基礎的な栄養学を学ぶことにより、具体的な指導方法を熟知していきます。